川魚のお刺身

鮎の漁期ですが、地元足助の巴川も含め、全国的に不漁のようです。
早くおいしい鮎を腹いっぱい食べたい管理者です。

この時期、鮎をはじめアマゴやイワナなど川魚のお刺身を出して欲しいというご要望があります。でも、玉田屋ではお出ししておりません。

理由は、基本的に天然魚を扱う為、寄生虫などの危険があるからです。
食の芸術家 北大路魯山人 は川魚の生食を好み、肝臓ジストマで亡くなられたといいます。
川魚の代表的な寄生虫は「サナダムシ・アニサキス・ジストマ」などです。
海の魚も稀に寄生虫による食中毒がありますね。森繁久彌さんは鯖でアニサキス症を発症された記憶があります。
また、同様の理由で野生イノシシの内臓なども加熱に気を使わなくてはなりません。加熱の不十分な物はE型肝炎などの危険性があります。

玉田屋でお出しする、塩焼きなどしっかりと加熱されたものは全く問題はありませんが、釣った魚をご自身で調理する場合などは、お気をつけ下さい。


怖い話ですみません。